麻疹(はしか)と風疹の違いは?予防接種を受ける間隔・料金・副作用まとめ
知ってそうで知らない麻疹(はしか)と風疹のこと。
以前、麻疹と風疹の違いをお伝えしましたね。
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2つともウイルスで感染する病気ですが、その予防には
ワクチンの接種が有効です。そこで、今回はその
予防接種や受ける間隔、料金や副作用などについて
調べました。大人になってからは特に気をつけたいことも
違うのでぜひ参考にしてみてください。
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麻疹(はしか)と風疹の違いは?
発疹がでる症状や、「飛沫感染」または「空気感染」や
「接触感染」などでうつるなど感染方法や、春から夏頃
流行する傾向などが共通しています。ですが、それぞれ
「麻疹ウイルス」と「風疹ウイルス」は、そもそも別のものです。
麻疹(はしか)は一生のうちにほとんどの人が感染
するとされ、風邪に似た症状が特徴です。
大人になってからかかると重症化しやすく、子どもの
麻疹(はしか)も毎年数十名の乳幼児の死亡例があり
油断できない感染症です。また、妊婦がかかると流産や
早産の危険性があるとされ、注意が必要です。
一方、風疹は麻疹(はしか)に比べると症状は軽めで
発疹の数も少なめで「三日ばしか」とも言われ、
症状の出る期間も短いと言われています。子どもの頃、
受けたはずの麻疹の予防接種の威力が弱まっていたり、
受けたと思っていたけど受けていなかった、1回しか
受けていない、など大人になってからかかるケースも少なくありません。
しかしこちらも大人になってかかると39℃以上の
発熱がでることもあるため、大人も気をつけたいウイルスです。
特に妊娠中にかかると胎児に異常が出る可能性がある
ため、妊娠を希望する人は事前に抗体検査をしておいたほうがよいと言われています。
妊婦さんと麻疹(はしか)、風疹の関係についてはこちらもぜひ参考に御覧ください。
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麻疹と妊婦の関係から見る予防接種の副作用は?対策・予防法まとめ
予防接種の受ける間隔と料金は?
麻疹(はしか)と風疹の予防接種を受ける時期は
いつ頃でしょうか?子どもの予防接種については、
平成18年4月に厚生省がワクチンの接種を2回に
すると決定しました。
1回目は1歳をすぎたらすぐ。2回目は小学校入学1年前くらいに受けます。
各市町村の広報誌やホームページなどでは、
子どもの予防接種についてお知らせしていたり、
乳児の場合は、定期検診などの際に保健センターなどで
聞くなどして情報を調べてみましょう。料金は子どもの
場合は、公費で受けられます。
大人の場合は、6000円~10000円。
風しん混合ワクチン(MRワクチン)という二種類の
予防接種が一緒のものは、少し高額ですが一度に済ます
ことができます。妊娠を希望する女性が風疹などの
予防接種を受ける場合、自治体によっては接種費用助成
している場合もありますので「風疹ワクチン ○○市(自分の住んでいる街)」
などインターネットで検索してみるとよいでしょう。
予防接種の副作用は?
麻疹と風疹の予防接種の副作用は、全くないとは
言えません。麻疹と風疹の予防接種は「生ワクチン」を
体内に入れるもの。生ワクチンは、生きた細菌やウイルスの
毒性を弱めたものであり、それを接種することによって、
その病気にかかったときの抵抗力(いわゆる免疫)をつけようとするものです。
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そのため、異物が入ってきたために、除去しようと体で
色んな反応が起きます。発熱は代表的な症状ですが、
極めてまれに脳炎とか脳症などを引き起こすなど
重大な副作用があり毎年、厚労省で健康被害も報告されています。
予防接種は、基本的に強制で受けるものではなく、受けるのは努力義務です。
体調が良いときに受ける、予防接種を受けた日は体力を消耗することは避ける、
発熱した場合は安静にするなど、スケジュールをたてて
自己防衛をしながら過ごせる時に受けましょう。
万が一、ひどい症状がでた場合は自己判断で済ませず
医者に相談するなどしてくださいね。
まとめ
麻疹(はしか)と風疹の予防接種についてご説明
しましたがいかがでしたでしょうか?
子どもはもちろん、大人がかかると重症化しやすいこれら
2つの感染症。また妊婦さんがかかると危険なウイルスであります。
【関連記事】
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最近では平成25年の風疹流行が記憶に新しいですが、
ワクチンが足りなくなるなどの社会問題にもなりました。
いつ流行するかわからないため、日頃から情報収集したり、
受けられる時に受けておくなど前もって予防しておくことが望ましいと言えます。
妊婦さんは特にこれらのウイルスには気をつけてくださいね。
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