七夕の伝説!子供向けに簡単にわかりやすく説明するには?
「七夕」という言葉から、あなたは何を連想しますか?
青々とした笹に飾られた
色とりどりの飾り、願いをこめた短冊、涼しい夕方の「七夕まつり」。
でも、そんな七夕の伝説って、いざ子供に説明しようと思うとけっこう難しいものです。
そこで、今日は簡単に七夕のお話をまとめてみました。
わかりやすく教えて〜
まとめたから見てね♪
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七夕の伝説とは?
では、お子さんにもわかりやすいように、
七夕の伝説とお話のポイントを書きますね。
「織姫」という名前の神様の娘が住んでいました。
織姫は「はた」という道具を使って着物を織るのがとても上手です。
(※ここで、機織りの動作をして「こうやって着物のもとになる布を作るんだよ」と説明するとわかりやすいかもしれませんね)
織姫が大きくなると、神様は織姫の結婚相手を探しました。
すると、天の川の向こう岸に「彦星」というとても働き者の男の人がいるのを見つけました。彦星は毎日、牛の世話をしているとてもまじめな男の人で、
織姫と彦星は出会ってすぐに仲良しになり、やがて二人は結婚します。
ところが、結婚すると二人は遊んでばかりでちっとも仕事をしなくなってしまい、人々の着物はボロボロのままで新しい着物が着られず、牛は次々と病気になりました。
怒った神様は、二人を天の川のこちら側とあちら側に引き離し、悲しんだ織姫は毎日毎日泣きました。織姫があまりにも泣くので、かわいそうに思った神様は
「これから二人が毎日まじめに仕事をするのならば、年に一度だけ会ってもよい」と言いました。こうして、二人はまじめに働くようになり、年に1度、7月7日に会えることになったのでした。おしまい。
この物語のポイントは、
・働き者だった二人が結婚した途端、仕事をしなくなったこと。
・怒った神様に引き離されたこと。
・泣き続ける織姫を見た神様は、まじめに働くことを条件に年に1度だけ会うことを許したこと。
これをおさえれば、七夕伝説の説明はばっちりです。
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短冊に願い事を書く理由は?
ではなぜ、短冊に願いを書くようになったのでしょうか?
七夕伝説に出てくる織姫は、きれいな着物を織るのがとても上手です。
その織姫にあやかって、機織りや裁縫が上手になりますようにとお願いしたものが、
後に字や芸事の上達も願うようになったと言われています。
そして、字が上手になるよう願いをこめて
短冊に字を書いて吊るしたものが、いつしか
「願い事を短冊に書いて吊るすと叶う」という言い伝えへと変わっていったのです。
七夕伝説を動画で見てみよう
七夕にまつわる子供の2つの「なんで」に答えることができたら、
お子さんと一緒にこの動画を見てみましょう。
お子さんも、七夕伝説の世界をよりイメージしやすくなると思いますよ。
七夕伝説では雨が降ると会えないの?
7月7日は梅雨の時期なので、雨が降ったらどうなるのかみんな考えてきました。
雨が降ったら会えない、雨が降っても会える、
どちらの説もあり、その理由もいろいろあります。
パターン別で見ていこう!
会えない
まずは「会えない」説から。
そもそも、晴れていたら二人はどうやって会うのでしょうか。
中国では「彦星が飼っている牛が彦星を背中に乗せて天の川を渡って織姫に会いに行く」と言われており、日本では「カササギ(鳥)がたくさんやって来て天の川に橋をかけて、彦星がその橋を渡って織姫に会いに行く」と言われています。
何らかの方法で川を渡って会いに行くということですね。
なので、雨が降って天の川の水位が上がりすぎると牛の背中に乗ってもムリ、カササギも橋をかけられない、で、結局「会えない」となるようです。
会える
そして、「会える」説。これはどちらかというと「会えた」説ですが、
「会えたからこそ織姫と彦星が喜んで、流した嬉し涙が雨となったのだ」というもの。
会えるのを楽しみにして働いてきたのに「雨だから会えない」ではさすがにかわいそうだと思って生まれた解釈かもしれませんが、私は個人的にはこの説を信じたいです。
まとめ
ざっくりとしか知らなかった七夕伝説でしたが、
大人になって改めてかみしめると
教訓もあったりして深いですよね。
また、何気なく書いていた短冊もちょっと特別なものに感じられます。
今年の七夕は、お子さんと星空を見上げて織姫と彦星に思いをめぐらせてみるのもいいですね。
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