母の日のカーネション・あの色は実はこんな意味だった!?
母の日のプレゼントの定番はカーネーションですよね。
いつも「赤のカーネーション」だから
今年は「白のカーネーション」なんて贈っちゃおうと考えてる人。
それ、ちょっと待ったです!
カーネーションは、色によって花言葉が違っています。
贈るときに気を付けないと意味が曲がって伝わっちゃいます。
そんなあなたに母の日のカーネーションのいろいろおしえちゃいます。
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Contents
・なぜ母の日にカーネーションを贈るの?
カーネーションは地中海沿岸を原産地とされるナデシコ科の多年草です。
名前の由来は戴冠式を意味するコロネーション(coronation)で、古代ヨーロッパでは神にささげる花冠を作るのに使われた花です。
カーネーションは「母性愛」を象徴する花で、十字架に架けられたキリストを見送った聖母マリアの涙から生まれた花と言われています。
母の日の始まりは、1905年5月9日になくなったアン・ジャービスの追悼式の行われた教会で、娘のアンナが母の大好きだった白いカーネーションを配ったことからとされています。
アン・ジャービスはアメリカの南北戦争中に敵も味方も区別を付けずに、負傷した兵士を処置した活動をしていた女性です。
そのアンが働いていた教会での追悼式の中アンナの提案でお母さんが生きている人は赤いカーネーションを、お母さんを亡くした人は白いカーネーションを自分の胸につけました。
このことがきっかけでカーネーションを贈るようになりました。
日本では、1949年ごろにアメリカの風習から5月の第2日曜日に母の日が行われるようになりました。
はじめは、日本でも赤と白のカーネーションを区別して贈っていました。
でも、1960年に小さな子供たちへの影響を考えて赤のカーネーションに統一されました。
・カーネーションの色の意味は?花言葉は?
他の花たちにも花言葉があるようにカーネーションにも花言葉があります。
カーネーションの代表的な花言葉は「女性の愛・感動・感覚・純粋な愛情」ですが、色によっても意味が違ってきます。
ですので、意味によっては贈らないほうが良い色、贈って喜ばれる色があります。
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実はそんな意味!?カーネーションの色による解説
○贈らないほうが良い色
まずは白のカーネーション、花言葉は「私の愛情は生きている・尊敬」
尊敬って意味があるので、贈ってもよさそうだけど
もともと母親が亡くなった子が胸につけていた色のカーネーションで
亡くなったお母さんに生前の感謝を込めて贈るという意味を持っています。
きれいで珍しい花なんですが母の日に贈るのは避けた方が無難な色ですよ。
含んだ意味にとられる可能性も。。。
黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑・嫉妬・愛情のゆらぎ」
意外なんですが、ヨーロッパでは黄色はキリストを裏切ったユダが着ていた服の色で裏切りや異端の象徴とされた色です。
母の日に贈るのは避けた方がいいですよ。
ただ、お母さんが花言葉を知っていて黄色が好きということであれば贈るのはありです。
黄色には、人を元気にする効果がありますから。
出典:http://photosuta.hanasuta.jp/
濃赤のカーネーションの花言葉「私の心に哀しみを」
赤は定番ですが濃すぎると大変なことになります。
母にとっての大きな哀しみは、自分の子供との「永遠の別離」
プレゼントする花としては悲しすぎる意味ですよね。
○贈って喜ばれる色
赤のカーネーションの花言葉は「母への愛・母の愛・真実の愛」
母の日のド定番の色です。それだけあって、お母さん大好きって気持ちがつまった花です。
マンネリと思っても赤のカーネーションは母の日のプレゼントにふさわしい花です。
オレンジのカーネーションの花言葉は「純粋な愛情・情熱・清らかな慕情」
赤よりももっとストレートな愛情を示す色です。否定的な意味がないので贈ってもOKです。
紫のカーネーションの花言葉は「気品・誇り」
エレガントな雰囲気を持つ色のカーネーションで、凛としたお母さんにぴったりな花です。
ピンクのカーネーションの花言葉は「感謝の心・気品・温かい心・美しい仕草」
赤のカーネーションがマンネリでって人には、ピンクがお勧めです。
色もかわいいし、意味のピッタリの花です。
出典:http://roseshop.jp/
青のカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」
1995年にサントリーが品種改良に成功した花です。
2004年にはグッドデザインショーも受賞しています。
歴史が浅い花なので、まだまだ花言葉などは認知されていませんが
新しいものが好きなお母さんにはピッタリな花です。
・まとめ
同じカーネーションでも色によっては大きく意味が違ってきます。
贈るときは気を付けてください。
お母さん世代は、花言葉に詳しかったりしますので。
でも、一番大切なのは普段のお母さんへの感謝をちゃんと伝えることです。
何もないときはなかなか言えない「ありがとう」をイベントに託けて伝えてあげてください。
それが一番の贈り物ですよ。
あと、父の日もお忘れなく。。。
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